今年度の自主研究が、先週より対面にて本格的にスタートしました。
高2・高3の生徒たちは研究内容が具体的に決まってきたところです。
一般的に各教科の授業においては、暗記をしたり公式を学ぶことによってひとつの正答を導く、いわゆる知識習得型の学習が中心となります。
一方、成女の自主研究(旧自由研究)は、自分で研究課題を考え、自分で研究を進め、自分で発表するという思考型・発表型の授業です。
生徒たちは、正解がひとつではない課題に取り組み、その成果を他者に伝えていく活動をしていきます。
社会に出ると、さまざまな困難な場面に遭遇し、自らの力で解決していかなければなりません。
高校生の現在でも、すでに『友達とけんかしちゃったけど、仲直りするにはどうしたらいいだろう?』とか、『英語が得意になる方法は?』など、知識だけでは答えをみつけることのできない問題に直面していると思います。
そうした問題を解決する力を身に付けることが、この授業のねらいです。
今年度も、生徒たちが研究を通して大きな成長を遂げ、その成果を将来の進路に直接役立てていけるよう、全教職員がサポートしていきます。