成女学園中学校・成女高等学校のブログです。学園の日々の様子を、学校長および編集委員が中心になってお届けします。
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古典で旅気分!?
更新日:2021年06月30日
高2の古典講読は、『十六夜日記』を学び始めました。
子どもを想う作者・阿仏尼のひたむきな姿を想像しながら、読み進めています。
京都から鎌倉へ向かう作者が今越えようとしているのは、宇津の山と呼ばれる、現在の静岡県にある宇津ノ谷峠。
先日は、地図で作者の足取りを確認する作業をしました。
PCを用いてストリートビューなどで現地をチェックしたりしながら、当時の様子をイメージし、内容や和歌の理解を深められたら良いなと思っています。
いつか近くを訪れた際は、作者が『伊勢物語』の景色を思い浮かべたように、「ここが『十六夜日記』のあの場所!」と思い出してもらえたら嬉しいです。
〔編集委員〕
『ミロのヴィーナス』に服を着せよう
更新日:2021年06月28日
コミュニケーション英語Ⅱの授業で、英語で美術作品を鑑賞しています。
美術作品は、ただ見て楽しむのもいいのですが、背景を知って鑑賞すると、よりその作品のことを理解することができます。
本日のお題は、『ミロのヴィーナス』です。
失われた両腕のミステリアスさや優美で均整の取れた身体から、見る人の想像力を掻き立てます。
今回は、Dress for Venusという企画から着想を得て、『ミロのヴィーナス』に洋服を着せてみました。
腕がないので、どのような身体のラインかどんなポーズだったのかを思いを馳せながらの作業。
完成した作品を見てみると、ドレスを着せたり、ズボンをはかせたり、思い思いの作品に仕あがりました。
コロナが落ち着いたら、ルーブル美術館に行って本物を鑑賞して、この日のことを思い出しながらアートと生徒の距離が縮まってほしいと思います。
〔編集委員〕
声に出して、わかる!
更新日:2021年06月25日
中3国語の文法学習は、ソーシャルディスタンスを心がけながら、グループワークを中心に取り組んでいます。
苦手意識の生まれやすい文法も、生徒同士で互いに確認し合いながら理解を深めることで、積極的に学ぶことができています。
文章を声に出して読みながら、「この言い回しはしないよね?」「書き言葉では見るよ。」など、真剣に話し合う姿が見られます。
また、授業の最初には、復習のチェックテストを行い学習内容の定着を図ることにしました。
文法は、積み重ねの学習です。
一つひとつを確実に理解できるようにして、授業を進めていきたいと思います。
〔編集委員〕
家庭科の授業
更新日:2021年06月22日
今回の授業課題は
10㎝×10㎝のコースターを作ろう、でした。
しかし、作り方の指定はありません。
生徒たちはこれまでに学習したことを活かし
縫いしろを2cmとってみよう!
2枚の布を縫い合わせたらどうかな?
と、様々な方法を考えていました。
実際に作ってみるとうまくいかないこともありましたが
『失敗は成功のもと!』と前向きに取り組み、
よりよい方法を探求する姿はとても輝いていました。
〔編集委員〕
幼児への支援方法を考えてみましょう!
更新日:2021年06月13日
「発達と保育」の授業をご紹介します。
この授業は、子どもの発達の仕方について学んだり、保育技術について学んだりする専門科目です。
そのため、保育士になりたい人や子どもに関わる仕事に興味がある人が受講しています。
今日は、幼児が自転車に乗れるようにするために保育者としてどんな支援ができるか考えました。
話し合いの中で「補助輪をつける。」「子どものやる気が出る自転車を購入する。」などの意見が出ました。
多様な意見がたくさん出て盛り上がりました!
〔編集委員〕
あの言葉も「論語」!
更新日:2021年05月31日
中3の国語の授業は、『論語』を学んでいます。
「自分がされて嫌なことは人にしない」など、どこかで聞いた言葉が、実は『論語』にも見られると知ってびっくりしていた生徒たち。
教科書に出てきた章句を学び、書き下し文の語句の意味を確認したあとは、発展学習として、孔子の言葉をさらにわかりやすく人に伝えられるように、自分たちが使うような話し言葉に変換する取り組みをしてみました。
個人発表では、若者ならではの造語も入り混じり、笑いありで大いに盛り上がりました。
この取り組みには、古典へのハードルを低くし、孔子の言葉を自分の意識により近づけて理解する、というねらいがありました。
授業で取り上げきれなかった章句にも興味を持って学びを深めていってもらえたら嬉しいです。
〔編集委員〕
イギリスのフィリップ殿下の逝去を受け、イギリス王室について英語の授業で理解を深めました。
更新日:2021年05月29日
先月、イギリスのエリザベス女王の夫であるエディンバラ公、フィリップ殿下が亡くなりました。
イギリス王室はその悲しみを王室の公式サイトで以下のように伝えました。
It is with deep sorrow that Her Majesty The Queen has announced the death of her beloved husband, His Royal Highness The Prince Philip, Duke of Edinburgh. His Royal Highness passed away peacefully this morning at Windsor Castle.
本校では、英語の授業で、イギリス王室について学びました。
王位継承や民間人のプリンセスなど、日本の皇室にも共通する話題も含め、United Kingdomの王室について、理解を深めました。
〔編集委員〕
紅花栄う!
更新日:2021年05月26日
七十二候では、「紅花栄う」頃となりました。
中3の国語の授業では、中間テストの解説と解き直しをしました。
「この漢字惜しかったな!」「次はこうやって答えられるようにしよう!」と言いながら、
ノートに記していく生徒たち。
紅花の産地、山形での開花は7月初めで、「半夏のひとつ咲き」と言われるように、
一輪だけがぽっと咲き始め、それを皮切りに翌日から次々と花が咲いていく幻想的な咲き方をするそうです。
7月の初めと言えば、ちょうど期末テストの時期!
この復習が、実を結び、紅花のように花開いてくれると嬉しいです。
〔編集委員〕
雨の日は和歌で気分転換!
更新日:2021年05月22日
早くも梅雨のようなお天気が続いていますが、ごきげんいかがでしょうか。
高2の古典講読では、『古今和歌集』を学んでいます。
和歌では、涙に喩えられることの多い雨ですが、今日はその『古今和歌集』から、
ちょっと明るい気分にしてくれる雨の一首をご紹介しましょう!
雨により田蓑の島をけふ行けど名にはかくれぬものにぞありける
この歌は、『古今和歌集』の編者、紀貫之の作です。
「蓑」と名の付く田蓑の島に行ったけれど、雨から身を隠してくれなかったよ~!
と詠んでいます。
「蓑」は現代の雨がっぱのようなものです。
島は、「蓑」とあっても名ばかりで、ずぶ濡れになっちゃったのかな!?
遊び心の感じられる一首です。
皆さんは、風邪をひかないように、傘やレインコートでしっかり雨対策してくださいね!
〔編集委員〕
高校生活~ドキドキの中間試験
更新日:2021年05月19日
おはようございます!
高校1年生です♪
今日から高校生活初めての中間試験がはじまります!
朝礼前に教室に行くと、雰囲気が違っていました!
試験前の独特の緊張感がありました!
みんな勉強した成果がでるといいなと思っています。
応援しています(^^)/
〔編集委員〕