成女学園は1世紀以上の伝統を持つ高等学校です。
生徒たちは、アットホームな雰囲気の中、日々笑顔の絶えない穏やかな学園生活を送っています。

成女学園中学校・成女高等学校のブログです。
学園の日々の様子を、学校長および編集委員が中心になってお届けします。
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小泉八雲 「怪談」③
更新日:2020年06月28日
「雪女」のあらすじ。前回の続きです。
⑦それから数年後、若者はお雪と名乗る雪のように白くほっそりとした美女と出逢う。二人は恋に落ちて結婚し、二人の間には子供が十人も生まれた。(なんと子たくさん!)
⑧しかし、不思議なことに、お雪は十人の子供の母親になっても全く老いる様子がなく若者と初めて出逢った時と同じように若く美しいままであった。
⑨ある夜、子供達を寝かしつけたお雪に、若者が言った。「こうしてお前を見ていると、十八歳の頃にあった不思議な出来事を思い出す。あの日、お前にそっくりな美しい女に出逢ったのだ。恐ろしい出来事だったが、あれは夢だったのか、それとも雪女だったのか……」
⑩若者がそう言うと、お雪は突然立ち上り、叫んだ。「お前が見た雪女はこの私だ。あの時のことを誰かに言ったら殺すと、私はお前に言った。
10年以上連れ添った奥さんの豹変!へたしたら冷凍人間に。旦那さんのピンチです。
(続く!)
〔編集委員〕
表現プログラム、もうすぐスタート!
更新日:2020年06月22日
今年新たに始まる表現プログラムも、いよいよ今月中の開講に向けて動き出しました。表現力を豊かにする事は、人生を豊かにします。コースは多様な表現力を身につけて欲しい事から、トークのほかにダンス、コーラス、フォトの4種。外部から素敵な先生方をお招きし、初心者向けに楽しくレッスンして頂く予定です。ご期待ください!
〔編集委員〕
小泉八雲 「怪談」②
更新日:2020年06月21日
「雪女」このムシムシした暑さの中でちょっと季節外れな感がありますが、八雲の「怪談」の中に収録されているポピュラーなお話。
「雪女」の怪奇譚にも色ありますが、八雲の「雪女」は大体こんなあらすじです。
①武蔵の国(今の東京)のある村に、老いたキコリと若い見習いのキコリがいた。
※なんと雪深い土地ではなく都内(今の青梅市辺り)のお話です。
② ある冬の日のこと、吹雪の中帰れなくなった二人は、近くの小屋で寒さをしのいで寝ることにする。
③ その夜、顔に吹き付ける雪に若いキコリが目を覚ますと、恐ろしい目をした白ずくめ、長い黒髪の美女がいた。 (幽霊は美女!定番ですね)
④ 隣に寝ていた老いたキコリに女が白い息を吹きかけると、凍って死んでしまう。
(雪女。容赦なくいきなり殺人事件です!)
⑤ 女は若いキコリにも息を吹きかけようと覆いかぶさるが、しばらく見つめた後、笑みを浮かべてこう囁く。
⑥ 「お前もあの老人のように殺してやろうと思ったが、お前はまだ若く美しいから、助けてやることにした。だが、お前は今夜のことを誰にも言ってはいけない。誰かに言ったら命はないと思え」そう言い残すと、女は戸も閉めず、吹雪の中に去っていった。
なんとも一方的な言い分!しかし若いキコリの命は助かりました。若くて美しいと男性も得ですね( 一一) (次回に続く!)
〔編集委員〕
梅雨の合間の青空が美しい世田谷千歳学習寮
更新日:2020年06月20日
世田谷区千歳烏山には今、梅雨の合間の青空が美しい成女・千歳学習寮があります。
テニスコートや弓道場を併設しており、主に長期休暇のときに利用しています。いまはこの状況のため利用できていませんが、成女ではひと味違う教育活動を行うこともできます。
〔編集委員〕
小泉八雲 「怪談」①
更新日:2020年06月14日
小泉八雲が現在の成女学園の敷地に居を構えた5年余り、彼の代表作「怪談」が出版されたのが明治36年4月。その1年前まで居住しており、終焉の地である現在の大久保に移住しているので、「怪談」の草稿をはじめ、大半の執筆がされていたのだろうという想像が離れない。八雲は妻セツから原話を聞いて文章化する再話物語をひとつの手法として、「怪談」を完成させ外国人にも日本の怪異譚を紹介したが、日本人でも忘れている機微を伝え表現できたことに今更ながら驚きを覚える。ペンネームの八雲を「古事記」から引用したのもビックリだけど…。
「怪談」は17編の物話と3編のエッセイからなり、多くの日本人になじみの多い話である。耳なし芳一・雪女・むじな・ろくろ首など一度は耳にしたお話の中で、梅雨入り夏本番!ムシムシした中で背筋がヒンヤリとする怪談話を、成女学園ゆかりの八雲作品から紹介したいと思います(*^▽^*)
〔編集委員〕
成女 文学散歩
更新日:2020年06月07日
八雲が今の成女学園の敷地に居を構えたのは明治29年9月28日~明治35年3月までの5年余り。この時期に日本に帰化して八雲と名乗り、東京帝国大学(現・東京大学)にて英文学講師として働いていました。(八雲が東京帝大を辞した後任は夏目漱石でした!)その生活の中で彼の著作でもっとも有名な「怪談」なども、この地で執筆されたと思われます。
※「怪談」については次回、少し語りたいと思います(*^^)v
成女学校が麹町地区下一番町より、今の場所に移転したのは明治39年のことですから、八雲が居住した時期とは残念ながら重なりませんが、日本文学では稀有な存在である小泉八雲の息吹を感じる場所で、皆さんは日々の学校生活を送っているのです。
異国から日本の素晴らしさに感銘を受け、生涯を日本で過ごした小泉八雲。生徒の皆さんも、八雲の著作を通して、自国の文化を再発見する機会にしてもらえたらいいなと思います。
〔編集委員〕
この花たち
更新日:2020年06月02日
成女学園の象徴は『この花』=梅の花 です。今年も寒さに負けず、中庭に白い清楚な花を
咲かせました。
季節が変わり、今枝には青梅が生り、まるで実の柔毛のような『穏やかなこの花たち』の
登場を今か今かと心待ちにしています。
〔編集委員〕
成女文学散歩②
更新日:2020年05月31日
皆さん。本名・ラフカディオ・ハーン。(小泉八雲)を知っていますか?八雲(以下、略します)は、小説家・随筆家で有名です。「怪談」は特に有名です。アイルランド人の父とギリシャ人の母との間に生まれ、アメリカで新聞記者として働き、世界を旅しながら記事を書いていました。中でも日本の魅力に大きな影響を受け、明治23年(1890年)に来日して、はじめは島根県松江に居を構え、英語教師として働いていました。今の成女学園の敷地内に居住を始めたのは明治29年9月28日からとのことです。
〔編集委員〕
成女文学散歩①
更新日:2020年05月24日
本校のある新宿区は文学者が居を構えたことがある都内有数の場であったことをご存じですか?芥川龍之介・有島武郎・江戸川乱歩・夏目漱石・永井荷風等々、分かっているだけでも200名余り!そんな多くの文学者の中でも、成女の敷地に居を構えていたラフカディオ・ハーン。そう小泉八雲の事です。成女生が通う学びの舎に八雲が住んでいたなんて…。身近な文学散歩を紹介したいと思います。
〔編集委員〕
皆、待っているよ!
更新日:2020年05月16日
正規時間割にそった授業がスタートしました。まだ、登校開始までには至りませんが、校庭の新緑も美しくなり、園庭にある池の中の、オタマジャクシも育っています。ヒトも庭の木々もオタマジャクシも、皆が元気に登校できる日を心待ちにしています。
(撮影日 2020/05/13)
〔編集委員〕