成女学園ブログ

成女学園は1世紀以上の伝統を持つ高等学校です。
生徒たちは、アットホームな雰囲気の中、日々笑顔の絶えない穏やかな学園生活を送っています。

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成女学園中学校・成女高等学校のブログです。
学園の日々の様子を、学校長および編集委員が中心になってお届けします。

成女学園ブログ > 中学総合学習

「ギャップ」や「バリア」について聞いてみよう

更新日:2011年07月04日

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本日の中学総合学習では、JICAより青年海外協力隊員経験者をお招きしてお話を伺いました。
2007年から2年間、ニジェールにて活動なさった経験をお話しいただき、 現地で感じた「ギャップ」や「バリア」について教えていただきました。
もっとも大きなバリアは言語。
たくさんの民族が暮らす国では言語も多様で、初等教育就学率約50%のニジェールでは公用語(フランス語)も徹底できない背景があります。
このような条件下でも人々をつなげ、情報を届け、HIVなどから命を守るためには多様な言語で発信することはもちろん、絵を活用して言語を介さずに伝える工夫もなされていました。
人々の生活スタイルや文化的・宗教的背景などを十分に理解しながら、生活の質を高める社会づくりはこうした地道な努力と工夫から始まっています。
生徒たちも積極的に意見を述べ、講師の先生からそれぞれコメントをいただきました。

〔編集委員〕

情報や文字のユニバーサルデザインを考えよう

更新日:2011年06月20日

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先週の中学総合的な学習の時間は、情報や文字のユニバーサルデザインについて「株式会社博報堂」より講師をお招きしてお話しいただきました。
ユニバーサルデザインを広めるために大切なことは、「相手のことを知ろう」「相手の声に耳を傾けよう」という多角的な視点を持つことだと学びました。
広告や商品表示などで工夫されている情報の伝え方をユニバーサルデザインの視点から知ることで、今後のプレゼンテーションやレポートに役立つ知識も得ることができました。

〔編集委員〕

モノのユニバーサルデザインを考えよう

更新日:2011年05月30日

モノのユニバーサルデザインを考えよう

今年度の中学総合学習(テーマ学習の時間)は「地球のみんなにやさしいくらし―ユニバーサルデザインとわたしたち―」と題し、学習を進めています。
本日はコクヨS&T株式会社より講師をお招きし、『モノのユニバーサルデザイン』についてお話をいただきました。
みんなにとって使いやすく、安全なモノづくりへの心づかいや、ユニバーサルデザイン商品の開発秘話などを伺うことができて、生徒たちは興味津々でした。
今年のテーマ学習の時間も生徒の学びを社会の動きとつなげる活動を展開していきます。
詳細は成女学園公式ホームページを是非ご覧ください。

〔編集委員〕

学習成果発表会

更新日:2011年03月07日

学習成果発表会

各学年の授業は先週で終了し、今日からは3学期の定期テストが始まっています。

授業最終日だった3月4日、中学では総合学習の『学習成果発表会』が行われました。
中学の総合的な学習の時間は1~3年生の合同で行われていますが、3学期は各学年に別れてさらに学習を進めます。
その取り組みの成果をプレゼンテーションし、みんなで共有する場が『学習成果発表会』です。
コメンテーターとして6月にも授業を担当していただいた東京学芸大学の高橋智教授をお迎えして行われました。

発表するときには緊張の面持ちだった生徒たちも、発表後に保護者・教員から拍手を送られたり、高橋先生から研究内容や方法に関する本格的なご意見をいただくと、充実感にあふれた表情へと変わっていきました。
終了後には次年度の話で盛り上がっている学年もあり、貴重な経験をしっかりと満喫していることが伝わってきました。

〔編集委員〕

中学3年:東京学芸大学訪問

更新日:2010年12月20日

中学3年:東京学芸大学訪問

中学3年生は、期末テストの最終日に、総合学習の一環として東京学芸大学へ出かけました。
昨年に続き、今年は2度目の訪問です。
高橋智教授にご協力いただき、前半はスウェーデンの子どもの教育や暮らしぶりについて本校生徒のための特別講義を受けました。
後半は大学2年生の教育学の講義に参加して、生徒たちがこれまでの総合学習で学んできた成果について、パワーポイントを使ってプレゼンテーションをしました。
その日に初めて出会った100名ほどの前で真剣に発表する生徒たちの表情からは、大きな大きな成長を感じ取ることができました。
終了後生徒たちは、達成感や協力してくれた友達のやさしさを感じて涙を流していましたが、みな自信が高まった凛々しい顔をしていました。
また、子供たちの成長を涙と微笑で見守る保護者の姿もあり、皆で一緒に貴重な経験ができた実りある一日でした。

〔編集委員〕

情報

更新日:2010年12月14日

情報

学園は期末テスト期間に入り、生徒たちはみな試験勉強に励んでいます。

今日は久しぶりに、中学総合学習における情報の授業の様子をお伝えします。
週1回の授業とはいえ、生徒たちのスキルは驚くほどアップしてきています。
2学期の最後にはパワーポイントを扱いました。
生徒たちは図やグラフ・写真などのファイル挿入など、授業で教わった技を駆使して大変凝ったすばらしいプレゼンテーション資料を自力で作ることができるようになりました。
このスキルは、総合学習テーマ学習における発表や自由研究のプレゼンにも活かされることでしょう。
将来仕事に就いた時にも必ず役に立つことでしょう。

明日からは入試相談が始まります。本校を希望していただいているみなさまと、来年度ご一緒できますことを今から楽しみにお待ちしております。

〔編集委員〕

元青年海外協力隊員に聞いてみよう

更新日:2010年10月04日

元青年海外協力隊員に聞いてみよう

本日の中学総合学習は、元JICA青年海外協力隊員の方をお招きし、ウズベキスタン共和国で暮らす子どもたちの様子について伺いました。
派遣国において子どもたちに日本文化を紹介なさったご経験から、けん玉の普及活動の様子を写真を交えてお話してくださったり、現地で習得した楽器を演奏してくださったりと、生徒たちも興味深かったようです。
現地での活動経験のみならず、なぜ協力隊員に応募したのかなど、自分の道をこれから決めていく中学生にとって参考になる話も随所に盛り込まれていて充実した時間となりました。

〔編集委員〕

ジョイセフの活動と母子保健

更新日:2010年09月13日

ジョイセフの活動と母子保健

本日の中学総合学習はジョイセフJOICFP(財団法人家族計画国際協力財団)から講師をお招きして「途上国の妊産婦と子ども」についてお話を伺いました。
途上国の国々では妊娠・出産によって命を落とす女性は大変多く、世界で1日に1000人以上とも言われています。
これは90秒に1人とも言いかえられ、こうした事実に生徒たちも驚きを隠せませんでした。
私たちは途上国の女性たちの妊娠・出産と子どもの様子について学んだとともに、私たち自身も自分の体を大切にすることについて考える機会となりました。

〔編集委員〕

大学の先生に北欧の子どもの様子について聞いてみよう

更新日:2010年06月28日

大学の先生に北欧の子どもの様子について聞いてみよう

本日の中学総合学習には、東京学芸大学の髙橋智教授をお招きいたしました。
世界の子どもの様子について外部講師をお招きして学ぶ第3弾。
今回は「北欧諸国の福祉・教育と子ども」についてスウェーデンを事例にお話しいただきました。
スウェーデンでは教科学習とともに「友達づくり」「居場所づくり」を大切にした教育が行われています。
一人ひとりに寄り添う教育や仲間との関係を大切にする考え方に、生徒たちや同席していた保護者も興味が沸いたようで、休憩時間や授業後にも髙橋先生を囲んでのお話が続きました。

次回は9月にJOICEP(財団法人家族計画国際協力財団)より講師をお迎えする予定です。

〔編集委員〕

ユニセフの活動と世界の子どもについて聞いてみよう

更新日:2010年06月22日

ユニセフの活動と世界の子どもについて聞いてみよう

昨日の中学総合学習の時間には、日本ユニセフ協会より講師をお招きしました。
世界的にみると5歳未満の子どもが3秒に1人亡くなっているという衝撃的な事態を知り、予想以上の数値に生徒の表情も真剣そのものでした。
また、開発途上国の人々が水を運ぶのに使っている「水瓶」に15㎏の水を入れて運ぶ体験をしたり、蚊帳や地雷模型などを使っての説明など、生徒にとっては初めて目にするものも多く、印象深かったようです。
外部講師の先生方からのリアリティのあるお話は生徒の心に響き、「世界の子ども」の生活実態と私たちにできることについて考える良い機会となっています。

〔編集委員〕

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