成女学園は1世紀以上の伝統を持つ高等学校です。
生徒たちは、アットホームな雰囲気の中、日々笑顔の絶えない穏やかな学園生活を送っています。
成女学園中学校・成女高等学校のブログです。
学園の日々の様子を、学校長および編集委員が中心になってお届けします。
更新日:2013年04月11日
楽しかった修学旅行もとうとう最終日となりました。
二条城で鶯張りの床から響く足音に耳を澄ませ、金閣寺では、壁面の美しい輝きに魅了されました。
また、体験学習としては、飴づくりに挑戦しました。
初めて食べた出来たての温かな飴は、生徒たちにとって思い出の味となったことでしょう。
最後に訪れた清水寺の舞台から見た絶景も、深く心に刻まれたようです。
この三日間では、さまざまな地を巡り、皆で共に過ごしたことで、多くを学ぶことができました。
今後の学校生活、そして人生においても、この修学旅行での経験を生かしていってくれることを願っています。
〔編集委員〕
更新日:2013年04月10日
高三も修学旅行2日目を迎えました。
沖縄はあいにくの雨に加え、気温が上がらなかったため、午前中は予定を変更し、「星砂ビン詰め」「シーサーの絵付け」を体験しました。
どちらも単純作業ではありますが、デザインや色使いなどをよく考えながら製作していかなければならず、作業に取り組む生徒たちの表情はとても真剣でした。
完成した作品は、どれも個性あふれるものとなっています。
午後は雨もやみ、「万座毛」「琉球ガラス工房」「ビオスの丘」に足を運び、沖縄の自然・文化を見てきました。
中でも「ビオスの丘」では、CMで有名になった「ハイジのブランコ」に乗ろうと、行列ができていました。
少し大人になった高三も、ブランコに乗ったときの無邪気な笑顔は、幼少時代に戻ったようでした。
〔編集委員〕
更新日:2013年04月10日
中3は、修学旅行二日目を迎えています。
まずは、南都七大寺のひとつである薬師寺を訪れました。
金堂では、心身の病から護ってくださるという薬師三尊像に、自身と家族の健康を願って、手を合わせました。
続いて向かった法隆寺では、世界最古の木造建築を見学し、当時に思いを馳せました。
その後、京都へ移動し、鶴屋吉信本店で和菓子の実演見学をしました。
美しい菓子を手際よく作りだす職人芸に、皆感嘆の声を上げて、見入っていました。
普段礼法の時間に親しんでいる和菓子について、より関心も深まったようです。
また、この日は体験学習の一環として、友禅染によるタンブラー製作を行いました。
刷り染めの技法を用いて、思い思いのデザインを施し、世界に一つだけの作品を作り上げることができました。
最終日の明日も、皆で元気に、京都の街を味わってまいります。
〔編集委員〕
更新日:2013年04月09日
高校3年生は今日から4泊5日で沖縄に来ています。
羽田空港に集まった生徒たちは、これから始まる5日間が楽しみで仕方がない様子でした。
第1日目は「平和学習」をテーマに、ひめゆりの塔、糸数壕、摩文仁の丘に行きました。
沖縄戦の歴史、また、そこで起きた悲劇を知り、「普通の生活が送れること」の幸せを実感したようです。
また、沖縄では「ぬちどぅ宝(命は宝)」と言われますが、その意味を生徒一人ひとりがきちんと噛み締めることができました。
2日目の明日は、マリンスポーツに挑戦します。
生徒たちの心のように、沖縄の天気も晴れることを祈るばかりです。
〔編集委員〕
更新日:2013年04月09日
中学三年生は、修学旅行のため、今朝東京駅を出発しました。
二泊三日で京都・奈良の各地を巡ります。
初日は奈良へ参りました。
先日満開を迎えた桜も残っており、春の古都といった風情です。
訪れた奈良公園では、生徒が手にした鹿せんべいを求めて、多数の鹿が群がり、用意した分はあっという間に無くなりました。
皆、おどろきつつも喜んで鹿と触れあっていました。
また、東大寺においては、南大門にある高さ8・4メートルの仁王像に迎えられ、二月堂で大仏殿越しに市街全体を見渡すことができました。
生徒たちも、奈良の風に吹かれて、修学旅行ムードが高まった様子でした。
明日は、京都へ移動します。
良い思い出がたくさんできるといいですね。
〔編集委員〕
更新日:2013年04月08日
本日は、年度はじめの大掃除がありました。
生徒達は各自の教室や特別教室を綺麗にし、気持ちの良いスタートを切ることができました。
効率よく掃除する方法を、新しい友人と話し合っている新入生たちの姿は、大変初々しく映りました。
上級生たちは、自ら役割分担をして黙々と清掃に励み、自分の分担が終わっても、進んで新しい仕事を見つけて取り組んでいました。
集団生活の中で自ら率先して行動できることは、社会人として必要な資質です。
本学園で多くの所作を学び、立派な社会人へと成長してほしいと願っています。
[編集委員]
更新日:2013年04月06日
更新日:2013年04月05日
校庭の木々が一斉に芽を吹いて春の香りが満ちあふれる中、本日入学式をとり行いました。伝統ある成女学園の生徒として迎えた新入生を、2年生・3年生はもちろん、教職員一同、心から歓迎いたしました。中学・高校のいずれも、長い人生の中ではほんの僅かな年数ですが、心身ともにおとなへと脱皮していく最も大切な時期であり、将来の進路に繋がる重要な3年間あるいは6年間でもあります。
真新しい制服に身を包み、心地よい緊張感を覚えながら新たなスタートラインに立っている新入生からは、それぞれ胸に秘めたものが伝わってきました。これからの学校生活でその1つ1つを実現していくためには、それぞれの心の中にある3つの「気」を大きく育てなければなりません。それは、「やる気」、「本気」、そして「根気」という「キ」です。教科の学習をはじめ、部活動、生徒会活動、さらに学校行事など、今後さまざまなことに取り組むうえで、とても大切な「キ」です。やる気を出して本気で根気よく取り組めば、たいていのことはできるものです。また、やる気になれば自分自身が変わります。本気になれば周りからの見方も変わります。そして、根気よくやり続ければ結果も変わります。
新入生一人ひとりの心の中に、3つの「キ」が太く根を張って力強く育ち、新しいことや厳しいことにも失敗を恐れず積極的に挑戦してほしいと思います。そして、それぞれがたくましく成長し、一日一日が実り多い学校生活となることを切に願うばかりです。
〔学校長〕
更新日:2013年03月23日
更新日:2013年03月21日