成女学園は1世紀以上の伝統を持つ高等学校です。
生徒たちは、アットホームな雰囲気の中、日々笑顔の絶えない穏やかな学園生活を送っています。
成女学園中学校・成女高等学校のブログです。
学園の日々の様子を、学校長および編集委員が中心になってお届けします。
更新日:2011年12月25日
12月の家庭科の授業ではクリスマスメニューで調理実習をしました。
家族や親せき、友達が集まり、おいしい料理や楽しい会話とともに食卓を囲むことが多いこの季節。
調理実習で学んだことを活かしながら、生徒の皆さんも腕を奮ってくれるといいなと思います。
〔編集委員〕
更新日:2011年12月24日
ときの移ろいは早いもので、本学園4号館の蔦(つた)の葉はすっかり落ちてしまい、校庭の樹々もすでに冬の装いを見せています。
今学期は大きな学校行事がありました。体育祭では、それぞれの競技を通して全力を出し切り感動を味わう中から、クラスが団結し絆をさらに深めることができました。創立記念祭では、みんなが協力して1つのものを創り上げる喜びや充実感に浸ることができました。また、それぞれの部活動でもよく頑張り、中にはLMクラブのように対外的にも素晴らしい活躍をしたところもありました。これらはいずれも、生徒一人ひとりがそれぞれの目標に向かって前向きに取り組んだ結果ですが、学校という集団生活の中で、周りとの絆を深めながら得られた大変貴重な体験です。
一方、それぞれの学年の特徴的な様子も見受けられました。不安な思いを抱えながら入学した1年生も今では学校生活に慣れ、とても頼もしくなりました。2年生は生徒会活動を通して学園の中心学年としての自覚が芽生え、学校行事などでも大いに活躍しました。3年生はこれまでの学校生活で得られた達成感を自信に変え、卒業後の希望進路に向けて地道に努力してきました。このように、どの学年の生徒も新しいことに挑戦しながら充実した4ヶ月近くを過ごし、一段とたくましさを増したように思います。来学期、さらには来年度への成長がとても楽しみです。
「絆」の大切さが再認識された今年も残すところ1週間となりました。明日から始まる冬休みには、1年の節目であるお正月を間にはさみます。普段は絆で結ばれていることをあまり意識しないご家族の方と往く年をふり返り、新しい年への夢や希望などに思いを巡らせてほしいものです。
〔学校長〕
更新日:2011年12月19日
中学1年生は総合的な学習の時間の一環で東京学芸大学を訪問し、ユニバーサルデザインに関するプレゼンテーションを行いました。
初めて出会う人、初めての場所でのプレゼンテーションは緊張するはずですが、
生徒たちは笑顔いっぱいに、はりのある大きな声で堂々と自分の考えや意見を発表していました。
「自分でも不思議なほどに上手く出来た」
「次はもっと工夫したい」
「発表することに快感を感じた」
など、生徒たちの感想からも充実感が伝わってきます。
コーディネーターをつとめてくださった高橋智教授からも生徒たち一人ひとりの発表にコメントとお褒めの言葉をいただき、生徒たちの大きな自信になりました。
〔編集委員〕
更新日:2011年12月17日
2学期期末試験が終了し、昨日、クラスや部の活動が再開しました。
また現在、入試相談期間を迎えています。
推薦入試および併願優遇措置による受験を希望されている生徒さんの相談が、中学の先生を通して毎日行われています。
いよいよ受験シーズン到来です。
大学への一般受験をめざす高校3年生も、追い込みの時期となりました。
〔編集委員〕
更新日:2011年12月05日
今週の中学総合学習の時間は、1・2学期の学習内容をパワーポイントを使ってまとめて発表しました。
とても緊張している様子の生徒たちも、いつの間にか指し棒を使ったり、聞いている人たちに語りかけるなどして会場が一体となるプレゼンテーションとなりました。
ユニバーサルデザインの学校づくりや、社会づくりのためにはどうしたらよいかという共通テーマに様々なアイディアが寄せられ、大人顔負けの楽しい発表が続きました。更新日:2011年11月22日
昨日のキャリア学習は、先週に引き続き、大学の先生方にお越しいただいて、模擬授業を行いました。
生徒たちは『文学』『保育・幼児教育』『動物』『芸術』分野のなかから一つを選択し、ブースに分かれて受講しました。
牛乳の紙パックを用いてパペットを作成したり、CMポスターからデザインの意図を読み取ったりなど、わかりやすく、かつ本格的で興味深い内容に、生徒たちもひきこまれていた様子でした。
ホームルームに戻ってからは、それぞれが学んだことをクラスメイトと話し合う姿も見られ、充実した時間であったことを物語っていました。
〔編集委員〕
更新日:2011年11月21日
昨日行われた、東京都高等学校文化祭軽音楽部門中央大会において、LM-CLUBのユニットが、準グランプリを受賞しました。
この大会は学校対抗戦であり、成女LM-CLUBは、都大会で準優勝に輝いたことになります。
日々の練習や試行錯誤を経て生まれた、ふたりの澄んだハーモニーは、会場の空気に溶け込んで、全体を芯から温めていくようでした。
また、今回演奏したオリジナル曲のタイトルは「幸せのかたち」です。
歌詞に込められたふたりのメッセージは、今年多くの喜びやかなしみを経験した世界へと届けられたことでしょう。
来年の1月29日に、東京都庁で行われる高文祭の閉会式にて、東京都教育委員会および東京都高等学校文化連盟から、表彰を受けます。
その活躍に、心から拍手を送りたいと思います。
〔編集委員〕
LM-CLUB公式HPはこちら↓
http://lm-club.com/
更新日:2011年11月17日
更新日:2011年11月15日
昨日のキャリア学習は、大学の先生方にお越しいただき、模擬授業を行いました。
生徒は、『国際』『心理』『情報・メディア』『食物』のいずれかのブースを選択し、受講します。
近い将来、受けることになるかもしれない大学の講義に、生徒は目を光らせていました。
高校1・2年生にとっては、進路を決める際の大きな手がかりになったことでしょう。
来週の模擬授業は分野を変えて、実施します。
〔編集委員〕
更新日:2011年11月14日
体育祭や創立記念祭という大きな行事を無事にやり終え、今学期も充実した2ヵ月半が経ちました。暦の上では立冬が過ぎ朝晩こそ冷え込みますが、これからは勉強に集中できる絶好の季節です。
今朝は全校朝礼で、教師にとってお決まりの題目、勉強についての話をしました。勉強することは生徒にとっての本分ですが、家庭や学校で耳にタコができるほどその言葉を投げかけられてきた生徒は多いと思います。自分自身で分かりきっていることを、ことさら人に言われると素直な気持ちになれないこともあるように、勉強も人から押しつけられると、かえって熱心に取り組めないことがあるものです。しかし、それでも周りが言わなければならないほど、勉強は生徒のこれからの人生にとって大変重要なことです。本来、「勉強」という言葉には「気が進まないことでも少し無理をして努力すること」という意味があり、「勉」という字は女性が出産する様子をかたどったものだそうで、「産みの苦しみ」を表しているのかもしれません。いい結果を生み出すためには、ある程度の苦しみは避けて通れないということでしょうか。また、勉強は義務ではなく権利であり、新しい自分を発見するためのチャンスです。生徒には、毎日コツコツと努力することで、少しずつですが着実に自分が変っていくのを実感してもらいたいものです。そしていずれは、周りから強要されたり人に頼ったりする勉強ではなく、自分から進んで勉強に取り組むことによって、解る喜びや知る喜びを感じてほしいと思います。
期末テストを1ヶ月後に控えた生徒に、言い古されてはいますが『学問に王道なし』という言葉を贈りました。王様が通るのにふさわしい近道は、残念ながらどこにもありません。楽な方へ、やさしい方へと流されずに、コツコツ学んで力をつけてほしいと願うばかりです。
〔学校長〕